Happy Unbirthday Songs

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感じの良い職場

9月20日(火)

 

 授業が本格的に始まり、なんとなく日々のペースが確立してきた今日この頃。宿題の量は多いけれど、まあ一つ一つ地道にこなしていくしかないんだろうなと思っている。

 

 今日は授業終了後、Nちゃんと一緒にロシアの銀行、сбербанкに再び行くことに。先週訪れたときは仮カードの発行だったので、今日は本カードを受け取りに来た。大学のそばから10分ほどメトロに乗って、一見、そのへんに普通にあるアパートのようにしか見えない建物の中に入って階段を上ると、あら不思議、ちゃんと銀行の支店があるのである。今日は銀行の中も混雑していて、みんな、自分の待ち番号がいつ呼ばれるのだろうかと待っていた。

 わたしたちの番号が呼ばれると、前回に来店したときに対応してくれた、若手の女性スタッフと男性スタッフ2人が笑顔で手を振ってくれた。男性スタッフの1人が、カードの保険の説明をしようとして、「ロシア語はできる?」と私に尋ねてくる。「少し」と答えると、彼は何とか英語で説明しようとしてくれるが、あまり英語が得意でないらしく、聞いていてもよくわからない。「ロシア語であなたの説明を聴いてみます」と伝えると、少しほっとした様子で、ゆーっくりゆっくり、説明してくれた。そしてやっぱり、よくわからなかった。。。

 銀行のスタッフたちは、その後の手続きの途中でも、私の電子辞書を手に取って"превет(やあ)"と入力してみたり、Nちゃんの500ルーブル(約800円)のスマホを見て「どこで買ったの?」と聞いてきたり、なんだかこちらがクスリとするようなツボを刺激してくる。

 彼ら若手スタッフだけでなく、ベテランの女性たちもまた、黙々と、でも時折チャーミングな笑顔を見せて仕事しており、お店全体に良い空気が流れている。お客との距離も近すぎず遠すぎず、日本のように変にペコペコしない。「ここは良い職場?」と先ほどの男性スタッフに尋ねると、笑顔ですぐに「うん」と返ってきた。

 

 そもそも、もし日本で、日本語をうまくしゃべれない外国人が銀行を訪れた場合、こんなスムーズに手続きが済むのだろうか?こんなにいろいろ、店員は話しかけてくるだろうか?

 私はロシアに来てから、あまり「外国人」として特別扱いされている気がしない。ロシア語が話せれば、その人はロシアに暮らす一員として認識されているように思う。

 帰り道にもおばちゃんに、「メトロはどこ?」と聞かれ(ロシア人はこの私にでさえ、よく道を尋ねてくる)、「こっち!」と大きな声で答えたのだった。

 

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